「歴史は真実の積み記」

大東亜戦争(第二次世界大戦)から、日本が奪われ続けてきたもの。
このチャンネルでは筆者が現代の日本人に警鐘を鳴らすため、歴史に埋もれている事柄から読み取ることのできる諸外国の動向、
現代の日本人に必要なものとはについて発信していきます。

維新前夜(4)

-孝明天皇崩御(3)-  前稿で12月25日に孝明天皇は崩御されたと書いたが、「孝明天皇紀」巻二百二十 三十頁には、『益御機嫌能被成為候』(ますます御機嫌がよくなられた)との「御容態書」の記載があり、更に三十五頁には『主上今廿九日辰刻崩御候』(辰刻:午前7時~9時)と記されている。  即ち「孝明天皇紀」では、12月29日に崩御されたことになっており、それまでは日を追って回復されておられた経過が残されているだけで、この曖昧さが疑念の収まらない一因ともなっている。  前々稿で、孝明天皇践祚以来の主な事件を列記しておいた(「安政の大獄」~「徳川慶喜宣下」)が、同年8月30日に起きた「廷臣二十二卿列参 …

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