日本の始まりは、日本という島々が生れた時であったり、日本という国の形が出来た時であったり、日本という名前を使い始めた時であったり、いろいろあります。でも、一番最初は、日本という島々、日本列島が生まれた時だと思うのです。この様子が、日本の神話の中では、国生み神話として表されています。 高天原(たかあまはら:天上界)の神様達から、国生み(国を造る)をするようにと使命を受けた夫婦の神様 イザナキ、イザナミ。高天原から地上界と繋がる橋に立って、神々から渡された矛(ほこ)を海原に降ろして夫婦ふたりで、こおろ、こおろとかき回して、矛を持ち上げました。 その時に落ちたしずくが固まって塩のおのころ島が出来まし …
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