神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

三十一音に凝縮させた想い

和歌と聞くと何を連想されるでしょうか?多くの人が万葉集が頭に浮かんでくるかもしれません。令和の世になって、その元号のもとが万葉集の中にあるとTVや新聞でも報道されていたからかもしれません。でも、和歌は、現在はどうかはちょっと疑問も残りますが、万葉集が詠まれた頃は、日本人にとって身近な存在でもありました。何故なら、万葉集の中には、民衆の歌がたくさん紹介されています。そんな和歌の始まりが、実は古事記と言う日本の神話の物語の中でなのです。 出雲にやって来たスサノオが、ヤマタノオロチに殺されそうになっていたクシナダヒメを助けて、結ばれた時に詠まれた歌が日本最初の歌なのです。「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠 …

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