神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

神話の時代もウィルスを乗り越えてきた!

新型コロナウィルスの感染が世界中に拡がるなかで、日本でも7都府県で、4月7日から緊急事態宣言が出されました。これまでに経験したことがないことが、今、私達の周りで起こっています。ウィルスと人間との関りは、太古の昔からだと言われています。それは、日本でも同じ。神話の時代にもウィルス(日本では疫病と言われてきました)を乗り越えてきました。そんなお話が、古事記の中に書かれています。 第10代崇神天皇の時代に疫病が大流行して、人民の多くが亡くなりました。悲しみ嘆く崇神天皇の夢枕に現れたのがオオモノヌシでした。オオモノヌシは、崇神天皇にこう告げました。「自分の魂を鎮めることをしなさい。鎮めるためには、自分 …

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