日本人の美徳のひとつに謙虚な心があると言われています。この謙虚な心は、実は、神話の時代から重要な要素として語られているのです。謙虚な心で接しなかったために命を落としてしまう、そんなエピソードが神話の中で語られています。ひとつは、第十代仲哀天皇の時代のお話。 仲哀天皇とその妻、神功皇后は、南に従わない者たちがいるので、はるばるヤマトから九州に軍隊を率いてやって来ます。博多で小休止した夜に、仲哀天皇は、これからの戦のことについて神様の言葉を求めました。すると、妻の神功皇后のもとに神様の言葉が降りてきました。「西の方に国があり、そこには、金銀をはじめとしてたくさんの宝が存在する。私が、いまからその国 …
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