神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

相撲の神様の応援を背に優勝!

大相撲初場所が、終わりました。優勝をしたのは幕尻の徳勝龍関。33歳5か月の最年長初優勝だそうです。おまけに、奈良県出身の力士の優勝は、98年振りとのことです。奈良県は、あまり知られていませんが、相撲発祥の地でもあります。 説はいくつかあるのですが、そのうちで有名なお話があります。第11代垂仁天皇の時代のことです。奈良県の当麻地方に当麻家蹶速(たいまのけはや)という力自慢がおりました。彼は、自分の怪力は日本一と豪語しておりました。 そんな時、出雲にも怪力の持ち主がいるとの噂が流れて、垂仁天皇はその者を呼び寄せて、当麻蹶速と力比べをさせようということになりました。そして、奈良に出雲の怪力の持ち主が …

この続きは、ロンダンを定期購読頂くことで閲覧が可能です。

価格:月額1100円(税込)

ログインして閲覧する

神話でわかる日本の心 
過去記事一覧

テキストのコピーはできません。