神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

天の岩戸開きのテーマは、笑いと感謝と祈り!

12月23日、東大阪市の枚岡神社で、お笑い神事が行われました。この神事、宮司に先導されて、20分間笑い続けるというもの。20分笑い続けるのは、なかなか厳しいです。普段、笑い慣れていないので、笑い終わった頃には、口角筋が引きつっておりました。 この神事は、枚岡神社のご祭神アマノコヤネに関係しています。アマノコヤネは、祝詞を司る神様。平安時代の摂関政治の藤原氏の祖先神です。アマノコヤネが、高天原で遭遇した、天の岩戸事件が、この神事の由来です。日本神話の中では、「天の岩戸開き」とか「天の岩戸隠れ」とか言われています。 高天原を治める、太陽神アマテラスは、弟スサノオの乱暴狼藉とその弟の処分を求める高天 …

この続きは、ロンダンを定期購読頂くことで閲覧が可能です。

価格:月額1100円(税込)

ログインして閲覧する

神話でわかる日本の心 
過去記事一覧

テキストのコピーはできません。