日本の神話に出てくる神様は、人間臭い神様が多い。泣いたり、笑ったり、怒ったりもする。また、誰かを助けたり、誰かを騙したりもする。 それらの行為は、我々日本人の指針でも有り、戒めでもあるような気がします。二千年以上経っても、私達人間のやることは、大して変わっていないことを想い知らされたりもします。 特に戒めのようなことは、たくさん出てきます。今回の主人公は、第12代景行天皇の皇子、ヤマトタケル。 彼は、容姿端麗で、女性のような華やかさを持ちながら、力も強い、スーパーマンのような存在。ある時、父親からヤマトタケルは、九州に熊襲(くまそ)という我々に従わない部族がいるので、これを従えてくるようにと命 …
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