永田町や霞ヶ関からみた政局を中心に一般の方も楽しめる内容です。 普段の地元の景色と違う議員や政局が読み取れるよう分かりやすく解説・分析してまいります。
揺るがない「前原王国」自民党、共産党、れいわ新選組の3候補者が前原に挑みシノギを削る死闘を繰り広げたが勝者はまたも前原誠司だった。さらに自民党の比例復活も許さない衝撃の結末だった。 全国からも注目された激戦の京都2区は京都市の左京区・東山区・山科区の東部地域で、京都大学や京都工芸繊維大学など多数の大学が立地し、多くの学術関係者が住む伝統的に革新系が強い地域。平成8年以降、前原誠司が25年以上議席を守り続けており、自民党と共産党の候補と毎回激しい選挙戦を広げていた。 【希望の党合流の政局】 4年前小池百合子東京都知事の結成した希望の党へ当時前原が代表を務めていた民進党の合流で世間の注目は前原 …
衝撃の結末「全員当選」落選2氏も比例で復活。全国から注目された激戦の京都1区は京都市の中心部全域をほぼカバーしており、同志社大学や立命館大学などの大学や伝統産業に従事する中小企業が多い地域。京都1区設置以来、自民党の伊吹文明と日本共産党の穀田恵二が毎回激しい選挙戦を広げていた。 【伊吹引退による政局】 今年6月に緊急で記者会見を開いた自民党の重鎮イブキングの異名、伊吹文明。「絶対に大丈夫だと、自信がない限り、国会議員は続けるべきでない」 12期連続当選で、大臣や自民党幹事長そして衆議院議長もつとめた伊吹の引退宣言で京都1区は風向きの読めない選挙区となった。 【自民党 勝目康】 政界を引退 …
歴史が動いた。難攻不落と信じられた「京都4区」自民の議席がついに陥落し、北神の選挙事務所が沸き返った。「皆さんのおかげで勝つ事ができました」深夜0時半を超えて勝利宣言をした無所属の北神圭朗。 一方「野中広務先生に大変申し訳ない」力なく小選挙区で敗れた自民党の田中英之。野中王国と言われた京都4区で一体何が起こったか検証したい。 【常勝だった田中英之】 京都市会議員を4期務めた後、平成24年衆院選初出馬以来連続3回当選を誇る自民党文部科学副大臣の田中が初めて選挙区で敗れた。比例代表近畿ブロックで復活当選したものの、かつて京都に築かれた「野中広務王国」の陰りは否めない。 【空中戦vs地上戦】 …
31日投開票の衆議院選(京都・滋賀 小選挙区10)について25日、26日に期日前投票による出口調査を実施し、億時取材情報も加え選挙戦終盤の情勢を探った。 (1)自民党は公示前の8議席から6議席(2)立件民主党は1議席から2議席へ(3)国民民主党1議席を死守(4)無所属1議席獲得なるか ーーーなどの情勢になっている。 最大の激戦区は京都4区で、文部科学副大臣の自民党の田中英之と無所属元職の北神圭郎が大激戦を繰り広げる。京都府亀岡市、南丹市、船井郡で北神がリード。そして京都市内の右京区・西京区で田中が一進一退の攻防。北部地域の差を大票田の右京区・西京区で田中がどこまで …
前回の衆院選で滋賀選挙区全4区のうち自民党が全議席を獲得。今回の選挙で、自民王国が全議席死守するのか、それとも半減するか注目。 【滋賀の議席が全国の政治指標】 平成21年選挙時は全4議席を民主党が議席獲得。平成24年以降は自民党が全4議席を奪還し堅持する。政局の時流を読み解くのに滋賀選挙区は全国でも注目される。 注目の選挙区2区と4区は自民党と立憲民主党の与野党一騎打ち直接対決。2区の自民党は財務副大臣も経験する上野賢一郎が3回連続で選挙区を制しており議席を守れるか。立憲民主党は比例復活も含め4回当選している野党統一候補の田島一成。上野がややリードし田島が猛追する与野党の激しい一騎打ち。 …