今年の個人的ベスト3に入りそうな作品です。松阪桃李の演技がすごすぎて・・・。是非見て欲しいのでご紹介します。 心が流浪するとはこういうことなのかと思う作品 鑑賞後、自分の内面にじわじわと浸透していく感じ。映画と一体になるような味わいがあります。2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうのベストセラー小説の映画化です。『悪人』や『怒り』の李相日監督が、社会に居場所のない人物の心のうちを丁寧にすくい取ります。 大学生の佐伯文(松坂桃李)は、ある雨の夕方、公園でびしょ濡れの少女・更紗(白鳥玉季、成人役は広瀬すず)に傘をさしかけます。文は、帰りたがらない彼女と自室で二ヶ月過ごしたことによって、誘拐の容疑 …
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