この映画は、今年5月に開催されたカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に選出され、スタンディングオベーション受け、高評価を得た作品です。私は、日本で公開されるのを心待ちにしていました。 タイトルは「ONODA一万夜を越えて」 これは人の名前です。そう、あの「小野田寛郎」さんのことです。 皆さんもご存じのように小野田さんは、1945年太平洋戦争終結後もフィリピン・ルバング島で戦いを続け、74年に51歳で日本へ帰還、“最後の日本兵”として知られている人物です。 終戦後も任務解除の命令を受けられないまま、ルバング島で約30年間、過酷なジャングルの中で過ごした小野田さんとその部下のサバイバルな生 …
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