今年の東京五輪の開催には賛否両論が渦まいていましたが、選手たちの頑張りは感動するシーンがたくさんありました。 さて、今回は五輪の次回開催国であるフランスから届いた、10代の美しき少年同士のひと夏の恋の物語をご紹介します。カンヌ・ベルリン・ベネチアの三大映画祭の賞争いで常に名前が挙がるフランソワ・オゾン監督が、エイダン・チェンバーズの小説『おれの墓で踊れ』を映画化しました。しかも監督は17歳の時にこの小説を読んで、その時からいつか映画化したいと考えていたそうです。 舞台は1985年のノルマンディー。セーリングを楽しんでいた16歳のアレックス(フェリックス・ルフェーブル)は突然の嵐に見舞われ、ヨッ …
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