「ひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍だ。」これは、人類初、アポロ11号で月面着陸を成し遂げたニール・アームストロング船長の有名な言葉です。当時、テレビの生中継を、固唾を飲んで見ていた方もいらっしゃるでしょう。 本作は、彼が果たした偉業を、歴史を変えた英雄としてではなく、妻と子がいる夫として、また、生と死の境を行き交い、計画の意義に葛藤する「一人の人間」として描いています。ここが、これまでに製作されてきた数多くのアポロ11号をテーマしにした作品とは、一線を画すところです。 本作は、1961年、アームストロング家の幼い娘が重病で亡くなる場面から始まります。彼は悲しみを抱 …
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