国宝、姫路城を舞台に、江戸時代、姫路藩が総出で引っ越しをする、今回は、昭和50年代の松竹喜劇を思わせる作品をご紹介します。 史実を背景に、小気味良い展開がなされ、旬の俳優達の演技も加わり、画面が活気づいています。 度重なる国替えで財政が困窮している姫路藩主、松平直矩(及川光博)の元に、幕府から5回目の国替えが命じられました。 当時の引っ越しは、全ての藩士とその家族全員で移動するため、桁外れの費用と労力がかかりました。前任の引っ越しの総責任者である「引っ越し奉行」は過労死してしまったほどです。 この最大のピンチを任されたのは、人が苦手で本ばかり読んでいる、引きこもりの書庫番、片桐春 …
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