明治、大正、昭和、平成と続く時代の中で、映画は、戦争映画を描き続けてきました。 映画の製作技術が進歩するにつれ、『戦争』は映画の主要テーマになり、数々の戦いを、そして、その裏にある人間模様を描いてきました。作品が製作される時代と、それを取り巻く環境によって、戦争の描かれ方も扱われ方も様々です。 令和に入り、この夏公開される東宝の戦争映画は、これまでとはひと味違います。 何が違うのか。 第二次世界大戦へと向かう日本で、なんと、数学で開戦を阻止しようとした男の物語なのです。 今回、ご紹介する『アルキメデスの大戦』は『ALWAYS 三丁目の夕日』や『永遠のゼロ』の山崎貴監督が手がけまし …
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