Ⅵ.沖縄戦における特攻。 沖縄戦では、後1週間特攻が続けば、アメリカ軍は尻尾を巻いて逃げかえっただろう、と言われています。アメリカ兵の戦意は失われ、厭戦気分が漂っていました。あるアメリカ海軍提督は「もしカミカゼ攻撃があと一週間も続いていたなら、この戦いの流れは大きく変わっていただろう」と述べています。 アメリカ太平洋艦隊司令長官ニミッツ元帥は、「わが海軍がこうむった損害は、戦争中のどの海戦よりも、はるかに大きかった。沈没三十隻、損傷三百隻以上。九千人以上が死傷した。この大損害は、主として日本の航空攻撃、とくに特攻攻撃によるものであった。」こう語っています。また五月上旬頃に、参謀本部にあてて「沖 …
この続きは、ロンダンを定期購読頂くことで閲覧が可能です。
価格:月額1100円(税込)
ログインして閲覧する 会員登録して購入する