元日から七草粥の七日までを「大正月」と言うのに対し、一月十五日を「小正月」と言われています。今は、「松の内」が一月七日までとなっており、正月飾りは七日を過ぎるとはずします。「松の内」の間は神様が滞在している期間と考えられています。松の内が明けると、神様が天にお帰りになるので、正月飾りを片付けます。江戸時代以前は、「松の内」は一月十五日までとなっていました。寛文2年(1662年将軍徳川家綱)一月六日に七日をもって正月の飾り納めの通達が出されます。それに倣い、七日で正月がおわりという風習が、関東中心に広まります。その時に江戸幕府は、後に記す「左義長(どんど焼き)」も禁止しています。松の内短縮令は …
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