七夕(たなばた・しちせき)は五節供の一つです。旧暦の七月七日は新暦では、今年は8月14日となります。そもそも節供とは、平たく述べますと節日に神様にお供えをして、日々の穢れを祓い、行事や日々の生活の無事、農作物の豊穣を祈る慣習です。日本には日本ならでの習わしがあり、また古代中国でも同じような慣習があり日本に入ってきました。 現代まで受け継がれてきた五節供は日本と古代中国の慣習や伝説などが混じっています。七夕にも、日本の風習と中国から入ってきた「乞巧奠(きっこうでん)」、織姫伝説などが合わさっています。 6世紀に書かれた古代中国の書物「荊楚歳時記」(中国の南、長江中流地域の年中行事を記した月令 …
この続きは、ロンダンを定期購読頂くことで閲覧が可能です。
価格:月額1100円(税込)
ログインして閲覧する 会員登録して購入する