四季おりおりの花が咲く日本は、自然界にも多くの「色」を目にすることができます。 化学染料があまりなかった時代は、藍や紅花、蘇芳や茜、古代紫などの天然染料が使われていました。 着物の友禅染には、ツユクサの花弁から抽出した色素が下絵に使われていました。 友禅の着物には100以上の色が使われることもあります。 古くから様々な染料が生み出され、主に着物生地を染めていたのです。 着物、帯に多くの色を使っても、喧嘩をしないのは、日本の風土から生み出された色だからといえるでしょう。また、日本の絹には優しい色調が入っていくそうです。生地の性質も様々です。 色は不思議です。 見る色、身に付ける色は私たちの心 …
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