神話でわかる日本の心

神話は、我々の祖先の物語。そこには、日本人が大切にしてきたものが語られています。神話から、日本人を知ることは、ひいては自分を知ることに繋がります。
神社参拝を契機に祀られている神々が活躍する神話に興味を持ち始め、2012年に神話を伝える活動を始めた筆者が送る神話から読み解くことのできる日本人のDNA、守っていくべきものとは…。

神話と大嘗祭の関係

先週の11月13日~14日に大嘗祭が終わりました。大嘗祭を終えると本当の意味で、新しい天皇陛下の誕生だと言われたりもしています。どうして、そんな話になるかと言うと、それも神話が絡んでいます。大嘗祭とは、天皇の代替わりに行われる儀式です。 今回は、13日の夜から14日の未明にかけて、悠紀殿から主基殿の順番に、新天皇が今年の収穫物を皇祖神のアマテラスに捧げて、一緒に食するというもの。食を通じて、天皇がアマテラスとひとつの命を繋がる儀式なのです。これは、天孫降臨の神話に繋がっています。 高天原を治めるアマテラスは、自分の孫のニニギを地上界に降ろす時に稲穂を手渡します。高天原で育てていた稲穂です。この …

この続きは、ロンダンを定期購読頂くことで閲覧が可能です。

価格:月額1100円(税込)

ログインして閲覧する

神話でわかる日本の心 
過去記事一覧

テキストのコピーはできません。