シネマティック・ロンダン

新作映画が出るたびに、どの映画を観ようか悩む人も多いのでは?シリーズ「シネマティック・ロンダン」では、フリーアナウンサーであり、映画パーソナリティーでもある津田なおみ氏による、おすすめ映画のレビューをいち早くご紹介します♪

令和元年を迎え「映画の始まり」

令和に入り、心新たな日々を送られている方も多いと思いでしょう。 はじまりのエネルギーに満ちあふれ、新しいスタートや未知の領域を開拓するなど、新しいものごとを創造したくなりますね。「映画」と言う文化も、発明した人物にとって …

ルイ・リュミエールとオーギュスト・リュミエール兄弟

令和に入り、心新たな日々を送られている方も多いと思いでしょう。 はじまりのエネルギーに満ちあふれ、新しいスタートや未知の領域を開拓するなど、新しいものごとを創造したくなりますね。「映画」と言う文化も、発明した人物にとっては未知の領域への挑戦でした。 そこで、この「シネマテック・ロンダン」では、令和に入り、新しい時代を迎えた今こそ、映画の歴史について知っていただきたいと思い、シリーズ『日本映画の始め』として、皆さんにご紹介していきます。

シネマトグラフ

 日本映画を語る前に、映画がいつどこで誰が発明したのか。 そこからご紹介しなければなりませんね。 一般的に、世界で初めて映画が上映されたのは、1895年(日本では明治28年)とされています。しかも、同じ頃にレントゲンがX線、ミシュラン兄弟が空気入りタイヤ、マルコーニが無線通信時実験に成功し、映画の発明も含め「科学の世紀」と言われた時代でした。 映画を発明したのは、フランスで写真工場を経営する一家の息子、ルイ・リュミエールとオーギュスト・リュミエール兄弟でした。彼らが発明したのは、今の映画鑑賞の原型となる、映写機を使ってスクリーンに投影する方法でした。彼らはその機械を「シネマトグラフ」と名づけました。最初の映像は、列車が駅に到着し人々が乗降する姿を撮ったものや写真工場から工員達が続々と出てくるものでした。最初から演出がなされ、鑑賞料を徴収するというのも原点から変わっていません。

実は映画の発明者!?

  実は、映画の発明をいつ、どれにするかは諸説あるのです。というのも、リュミエール兄弟が「シネマトグラフ」を発明する2年前の1893年(明治26年)、あの電球や蓄音機を発明した偉人エジソンが、映像を上映する箱型の機械、「キネトスコープ」を発明しました。これは箱の上部にのぞき穴があり、そこから中を覗くと動画が見られるといったものでした。エジソンが発明したこの「キネトスコープ」は、シカゴ博覧会で展示され、それを見たお客さんが「写真が動いている!!」と大騒ぎしたそうです。そりゃ、そうですよね。これまで写真しか知らない人たちが、小さな穴を覗けば、中で人が動いているわけですから。博覧会では長蛇の列ができ、大流行した「キネトスコープ」は翌年にNYに常設の映画館が設置され、2年で世界中のあちこちに、常設館「キネトスコープパーラー」ができるほどになりました。もちろん、それはパリにも上陸しました。一説によるとリュミエール兄弟の父親が、パリにやってきた「キネトスコープ」の映像を見て、感動し、驚きながらもこう考えたと言われています。「キネトスコープは一台に一人しか見られない。これは大変非効率だ。もっと効率的に見られる方法はないのだろうか」と。その思いを父は息子達に話しました。賢い兄弟は父の思いを汲み、研究を重ね、ついに「シネマトグラフ」が発明されたとも言われています。 そんなこともあり、今世界では映画の発明は、「キネトスコープ」のエジソンと、「シネマトグラフ」のリュミエール兄弟の2人だと言われるようになりました。

キネトスコープ

  さぁ、その最先端の娯楽である「キネトスコープ」と「シネマトグラフ」は、その後、数年経っていよいよ日本にもやってくるのです。いつどのように上陸したのか・・・。気になるところですが・・・。 それは、次回と言うことで(笑)。どうぞ、お楽しみに

シネマティック・ロンダン 過去記事一覧

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