「祖国根元在国史令明」
-孝明天皇崩御(4)- 前稿でお約束させて頂いた「誰か」に入る前に、この「幕末維新」の初稿であった「幕末維新の騒乱」(令和2年11月3日掲載)に戻り、維新前夜に至る社会の混乱ぶりを振り返ってみる。 そもそも、「異国船 …
-孝明天皇崩御(3)- 前稿で12月25日に孝明天皇は崩御されたと書いたが、「孝明天皇紀」巻二百二十 三十頁には、『益御機嫌能被成為候』(ますます御機嫌がよくなられた)との「御容態書」の記載があり、更に三十五頁には『主 …
― 孝明天皇崩御(2)- 前稿で述べた通り、孝明天皇が践祚(弘化3年2月13日:16歳)されて以来、崩御された慶応2年12月25日に至るまでの21年間は、内憂外患がせめぎ合った幕末動乱の激動期であった。 そのご在位期 …
―孝明天皇崩御(1)― 慶応2年(皇紀2526年 西暦1866年)12月25日に崩御された孝明天皇を巡っては、様々な疑惑や評価がされているが、弘化3年(皇紀2506年 西暦1846年)2月13日に践祚されて以来という …
水戸天狗党壊滅(元治2年2月4日 352名/828名が処刑) 元治元年3月、筑波山で「攘夷実行」を唱えて挙兵した天狗党ではあったが、幕府は周辺の諸藩に鎮圧を、水戸藩には鎮撫を命じた。 天狗党の恐喝や暴行の苦しめられ …