モンゴルの風

家畜化 ③

現在では食卓に牛乳が並んだり、チーズやヨーグルトなどの乳製品を人が摂取することは、ごく当たり前のことであるばかりか、乳飲料や乳製品は美容健康のために推奨されるほどの食品となっている。 搾乳し乳製品を食する以前においての家畜は、食資源としての目的は狩猟の時となんら変化のない肉を取得するためでしかなかったが、家畜から搾乳する技術を得て、その乳を摂取することを可能にした時に、農耕地や定着地を離れて家畜の草を求めて行動をともにするという遊牧民は誕生した。 搾乳と乳製品の摂取は、単に家畜を殺さずともタンパク資源を獲得するというだけでなく、倫理上の変化をも生み出した可能性がある。それまでは動物性タンパクの …

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