マーケットの魔術師

毎年様々な話題に事欠かない経済ニュース。例えば、世界経済に大きな衝撃を与えたリーマンショックは10年も前の話だが、今もなお、その記憶は生々しく残る。いつどうなるか分からない経済状況を踏まえ、我々は自分の資産をどう守れば良いのか?シリーズ「マーケットの魔術師」では、世界の政治・経済情勢に精通した筆者による、実践的な資産防衛術を紹介する。

勝てる株式トレード(勝トレ1)

これから連載で、私が過去30年間に渡り株式市場で戦ってきた中で作り上げた勝てる株式トレードについて紹介して行きたいと思います。実際、私はこの方法で資産を作り、会社や不動産を買って、選挙資金も作りました。今日の上中商事グループはこの株式トレードで稼いだ資金が原動力となっております。それ以前のサラリーマン、起業家、政治活動、実業家としての私の人生を振り返った時に、どの時代も常に株式投資と共にありました。

私の株式投資とはその会社の分析と、チャートや移動平均線などのテクニカル分析と両面から構成された投資です。

株式とはその会社の現在の資産価値と将来の利益の期待値を証券で置き換えたものです。そしてその計算された価値の数字を発行株数で割った値が株価です。 この株価はあくまで理論株価です。未上場企業の株ならこの株価でいいですが、皆様がトレードされるのは、もちろん私もそうですが、上場企業の株のトレードです。 上場企業の株は証券取引所で取引されるため、理論株価とは違った株価形成になります。 会社の人気によって株価は形成されています。

ここで私が言いたいのは、株に投資するときはその会社を出来るだけきっちり分析して、経営陣の経営手腕をよく見て欲しいということです。会社は生き物です。様々な人間模様があります。 それらが映し出されるのが株価です。株価は人間くさいものです。

最近、値動きのみでトレードするデイトレードや数分で小さい値動きを取るスカルピング、1秒間に何回もトレードする高速取引などが流行っています。私に言わせれば、これらは本来の株式トレードではありません。私はその会社や経営陣を見極めてから売買することこそが株式トレードの王道だと思います。

それから、銘柄選びは、これぞという自分が自信ある株に一局集中して買う事が肝要です。あれこれ買うのはいくつかの株価が上がってもそれ以上の株が下がって殆ど儲かりもしないけど大きく損もしません。リスク分散だと言って色々な株に投資するのは愚の骨頂です。

トレードは、何回にも分けて買って、売る時も何回かに分けて売却します(これを建て玉法と呼びます)ので高く買ったり、安く売ってしまうリスク分散は建て玉法で回避できます。これについても後日詳しく解説します。銘柄選びは自分の詳しい分野の会社を選び、財務、その業界の業績見通し分析、商品の売れ行き、開発力、マーケティング、経営陣の経営手腕などから絶対に自信が持てる会社を選べばいいのです。つまり、銘柄選びのリスク分散は必要ではないです。つまり、大きく勝負を賭けてトレードする時はその銘柄だけに集中すればいいのです。他にも同じ規模でトレードするのは2カ所の戦場で同時に戦っているようなもので、どちらも勝てません。しかしながら証券会社や銀行はリスク分散で複数銘柄に投資するの事を勧めます。それは、客を生かさず殺さず、ずっと客から手数料を取り続けるにはこの方が都合がいいからです。1銘柄だけ買わせて上手くいかなかった時の責任を取りたくないのです。彼らは自分のリスクを分散したいのです。 歴史を振り返ってみて資産を築いた富豪は、まずは一局集中投資しています。野村財閥、ロスチャイルド財閥、カーネギー財閥などもそうです。 これについては、後日事例を交えて紹介します。

勝トレ2回目からは、確実に利益を積み上げて行く私のトレードについて紹介して行きます。

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