前回は“お金の正体”について解説したが、今回は、皆さんの生活の中で欠かせない存在、“銀行”について解説する。 銀行について知るには、まずは“銀行のルーツ・起源”を知らなければならない。 従って、第2回目は“銀行のルーツ”に迫りたいと思う。 金細工職人が考えた、金庫番というビジネス 銀行のルーツを探るには、17世紀(1650年代くらい)のイギリスまで遡る必要がある。 この当時、イギリスでは、モノの売買には金貨や銀貨を使っていた。 金貨や銀貨が、今の貨幣(紙幣・硬貨)のように、国民の間には流通していたのだ。 言うまでもなく、“この時代のお金持ち(富豪)=沢山の金貨・銀貨を持っている人”ということだ …
この続きは、ロンダンを定期購読頂くことで閲覧が可能です。
価格:月額1100円(税込)
ログインして閲覧する 会員登録して購入する