学校で歴史を勉強した人は、誰でも一度は聞いたことがあろう“2・26事件”。久しく勉強から離れている人は、それはどんな事件だったのか内容を忘れてしまっているかもしれない。これは、日本と諸外国との状況を見る上では、非常に重要な出来事の1つであった。第1回目は、一般的な2・26事件の内容について確認したいと思う。 皆さんはこの事件についてどのような印象を持つだろうか? 中には、勢い余った青年将校らが、身勝手なクーデターを起こした事件と捉える人もいるはずだ。 しかし、激情的な理由で起こした事件だったのだろうか? 第5回目は、思想的な部分から事件の本質に迫りたいと思う。 ・感情的な事件でなく、合理的な事 …
この続きは、ロンダンを定期購読頂くことで閲覧が可能です。
価格:月額1100円(税込)
ログインして閲覧する 会員登録して購入する